新ブラックジャックによろしく 9巻 | ウチはウチ!!! Re:born

新ブラックジャックによろしく 9巻

新ブラックジャックによろしく 9 (ビッグコミックススペシャル)/佐藤 秀峰


ついに完結。


んーーーー、
表現者って注目されるべきは作品であって、
表現者自身が注目されるべきではない、
ってのを実感。


最後のエピソードが、Doしても、
主人公=作者、
って見えてしまうんですよ。


"この先、5年間は主張をするな"
これが、今までの自分(&その他、多くの漫画家たち)
と出版社の関係。


"この先、なにがあってもyesと言うな"
これが、これからの自分の出版社に対する主張。
と、感じてしまうんですよ。


うがった見方で、作品を斜めから
捉えてるだけかもしれないけれど、
そういう風に見させてしまったこと自体が、
漫画家としては致命的なのではないかと。


漫画って、どんな人が書いてても良いんですよ。
男でも、女でも、年寄りでも、子供でも。


漫画自身が主張をしていて、
キャラクターからメッセージを感じ取れれば。


外からの余計なエッセンス(情報)が、
入ってこなければ、最後まで楽しめたんだろーなー。